小人閑居 -4ページ目

信じてよ~

オカメや、今日はエイプリルフールだよ。










cat





・・・ほんとだって。

はぁ・・・

cat




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たいした疲れではないんですけどね。

ちょっと・・・。


ほんとにたいしたことなくて、自分でも客観的に見たら笑えるんだよね。


ほかの人が笑ってもしょうがないと思う。


親離れは簡単でも、子離れは難しい。


自分の一部だと思っていたものが、いきなり自分からもぎ取れようとするようなものだろう。


注いだ愛情の量と比例して、その痛みは増えるんだろう。


子供に執着のないわたしにすれば、それは想像上のつらさでしかないけど。そして、わたしほど執着がなければ、冷たいと、指弾されても仕方ないのかも。


メスで切り取るように、スパッと切れれば、いいな、と思うし、それを助けようとも思う。


ある意味で、出産のようなものなんだろうな、子離れは。


出産は痛い。とてつもなく痛い。


だから、その痛みを訴えるし。自分の痛みで一杯で、周りにそれを何とかしてわかってもらおうと訴えるんだろうとも思う。そして、その痛みが大きければ大きいほど、わかってくれないと、声を大きくして、親しい人を責めたくなるんだろう。


生まれる方だって、簡単に生まれるわけじゃない。必死で生まれてくる。


生まれなきゃいけないし。

生まないでいるわけにはいかないし。


自分の出産のときのことは、今となれば、笑い話だ。ものすごく笑える。


でも、その最中にはもちろん笑えなかった。


それと同じなんだろうな。





みんなそうなのかな?

cat

猫って、失敗すると、寄り目の上目づかいになるよね?




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お気づきの方もいらっしゃると思いますが、最近、コンピューターでイラストをいじることを覚えました。


というか、フォトショップで写真をチョコっといじったりはしたことがあるんですが。あとは読み込んでちょいといじって、程度。あ、今でも、基本的にはスキャナーで取り込んで、ちょっといじって程度ですけど。今日は色をつけて見た。レイヤーも使ってみた。とりあえず。


大昔に、ロシアのアバンギャルド詩人を真似て、わけのわからないものを書いてはそれに自作の挿絵をつけていたことがあります。いろんなペン先そろえてね。Gペンとか、丸ペンとか、かぶらペンとか。製図用のインクでケント紙に描いて。スクリーントーンをはって、切って、削って・・・。まだ、ワープロとかなくてね。原稿は手書きだったなあ。


友人達とページを組んで、コピー機で刷って、ホッチキスでとめて。


その頃の自分たちで作ってた雑誌が手元に何冊か残ってるんですが。


もう、恥ずかしくって、見られたものではありません。


若気の至り、と申します。

そして僕は途方にくれる

この曲が流れてたのは、中学生のころ?高校生のころ? よく覚えてない。


ギターブックを読んで、オフコース聞いて、オフコースが活動停止するって言って、活動再開嘆願署名運動に加わって・・・というころだと思う。違ってる可能性は大きい。


しかしねえ。あのころは、それなりに真剣だったけど、今考えると、たかがポップグループが活動停止をするからって、活動再開をしてくださいって署名運動に参加してしまって、署名を集めていたとは・・・。


そう。まだ、ベトナム戦争の後遺症とか、アフガン戦争とか、冷戦とか、自分からは遠いところにあった。自分が楽しければよくて、自分の恋に夢中で。あとは、クラブ活動かな。バドミントンで、ネットの上10cm以下のところをシャトルコックが通るようにスマッシュを打つことに夢中になっていた。


新しく発売になったキャンディーとかね。

おいしい菓子パンとか。

学校帰りのあんみつとか。


長い髪を結ぶリボンとか。何種類も何種類も買ったりぼん。


いろんなことから目をそらしていた。


それで、この歌を聴いて。


うーん。


ひとつ残らず君を悲しませないものを

君の世界のすべてにすればいい


というところに、引っかかりました。


それでいいのか、おい、本当にそれでいいのか?


それはたしかに素敵な世界だろうと思う。でも、それでいいの?


そして、わたしは途方にくれた。




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この歌、覚えてる人、いるかな? 大沢誉志幸という漢字が読めなくて、


おおさわほしこう


と読んでおおはじかいた~(笑)。若かったよなあ(遠い目・・・)。


今、歌詞を読み返すと、ラブソングだったんだ。記憶って、曖昧だな。もう一度聞いてみたい曲です。






見慣れない服を着た 
君が今 出て行った
髪形を整え テーブルの上もそのままに

ひとつのこらず君を 悲しませないものを
君の世界のすべてにすればいい

そして僕は途方にくれる


ふざけあったあのリムジン
遠くなる 君の手で
やさしくなれずに 
離れられずに 思いが残る

もうすぐ雨のハイウェイ 輝いた季節は
君の瞳に何を うつすのか

そして僕は 途方に暮れる

あの頃の君の笑顔で この部屋は
みたされていく 窓を曇らせたのは なぜ

君の選んだことだから きっと 大丈夫さ
君が心に 決めたことだから

そして僕は 途方に暮れる

見慣れない服を着た 君が今 出ていった

とんでもないことをしてしまいました(笑)

いろいろとご心配をおかけしています。本当にありがとうございます。


うちのボイラーは無事に直りました。おかげであたたかいー。お湯も出るー。


気持ちも上昇中です。ばかげた振る舞いをしてしまったことは取り返しがつかないけど。

でも、まあ、ええやん。

↑けっきょく、そうやってうやむやにする気らしい・・・。


人生は、長い。失敗もあって当たり前。

↑あんた、失敗以外の何をしたん?


たまには、休むことも必要やんな。

↑あんた、休んでへん時って、あらへんのちゃうの?


そういう時は、とんでもないことをしてみるのも、ええやんね。

↑あんた、非常識で有名やん。いまさらなに言ってンの。


良心(または両親・・・というべきか・・・)の声は頭から無視します。


それで、町に出て、気分転換。それで、とあるお店で見かけたとあるものが、ほしくなった。


「あれ、買う」

「え?」


だんなは絶句。


「あれ、ほしい」

「で、でも・・・」


だんなは言いました。


「君、あんなもの買ったことないでしょう?」


とか何とか言いながら、思っていた値段の半額だったソレを買いました。それは・・・






















































































ドレス

サマードレス・・・。


まだ、春も浅いうちから、とんでもない買い物をしております(笑)。

今から、夏が楽しみ。うん。




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ちょっとした願掛けをしてるんです。


ただ、その願いにたいして、ともするとぐらぐらしがちな自分の気持ちの変わらない部分を自分に示すために、願掛けのしるしに左耳の上のほうにピアスの穴を開けました。そこには小さいダイヤのピアスが入ってるんだけど。願がかなうまではずさない、と、決心をしています。


そのピアスにね、このドレスが似合うような気がした・・・と、これまた、わたしらしくない動機で、うまれてはじめて(だと思う・・・)、自分から積極的にドレスなんぞを買ってしまったのでした。


が、考えてみると、似合うサンダルもハンドバッグも何にも持ってないよのねー。まあ、持っていたとしてもコーディネートなんて、わたしには無理でごんすが。


このドレス着て、泥まみれのトレッキングブーツと、よれよれのディーパックは、だめよねえ・・・。


うっちぃさんに、お伺いをたててみようかなぁ・・・いいですか、うっちぃさん・・・?

むらさき~

昨日の記事を読んでくださった方、コメントくださった方、本当にありがとうございました。


それで、恥ずかしいので、早く下げようと、がんばって記事を書いております(笑)。


しかし、本日、我が家はセントラルヒーティングとお湯を供給してくれるボイラーが壊れたため、このクソ寒いのに暖房とお湯がありません。


だんなと二人、震えながら寄り添い(爆)、仲良く茶をすすっておりました。


まあね、石造りの家で壁が分厚いので、外気温よりはだいぶん家の中は暖かいんですけど。電気ヒーターを買ってきてもいいんだけど、明日には直るって言うし。それなら、厚着をしてやり過ごしてしまおう・・・と思っています。まあ、わたしにはオカメという天然の湯たんぽもあるしな。


でも寒い。


気分転換にぶらぶらしていて、こんな占いを見つけました。


オーラ占い


これによると、わたしの現在のオーラは紫色らしいです。


・・・寒さのせいで、顔色は紫色になってます(笑)。



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わたしは、占いは信じません。それとか、チャネリングとか前世占いとかね。クリスタルにヒーリング効果があるなんていうのも、ばかげてると思う。ニューエイジサイエンス、ってみんな、インチキだと思う。超能力もね。(こちら 参照)


が、プラシーボ効果は信じます。実際に、アメリカのとある医学部でプラシーボの膝の手術をしたら治っちゃった症例とか、かなりの過激な効果が報告されています。


だから、そういう意味において、占いとかヒーリングとか役に立つとは思うんだけど。


でも、同時にそういうことをする人って、相談に来たりする人にすごく、影響力を持つよね。それを利用するようなこと(たとえば多額の寄付金を要求したり、入信を進めたり、すごいインチキ商品を不当に高額の値段で売りつけたり)はしないでほしいなーって思います。



それなら必要ないじゃない、なんてね・・・

ときどき、自分は必要とされているのか、と思うことがある。


誰にでもつらいことはあるし、そういうときに話を聞いてくれる人がいることはとても支えになる。


ブログをしていて、本当にそう思う。


ろくでもないわたしのブログを読んでくれている人がいる、というだけで、本当に楽になる。やさしいコメントをいただくと、ときおり、画面の前でぼろぼろと泣いてしまうこともある。そうすると、膝の上で寝呆けているオカメが、急に降ってくる塩辛い雨にびっくりする。


そのオカメの間抜けな顔を見ながら、


また

顔を上げて

歩こう

思う。





ここから先、愚痴です。さらっと流してください。






とても親しい人から仕事上のことで深刻な相談を受けて、一生懸命に考えて、一応、自分なりに不完全ながらも支えた・・・つもりでいた。その事に関する解決策は決して完全なものではなかったから、その人にとってそれを実行するにも、つらいものがあった・・・だろうと思う。


話を聞いてくれる人がいれば、そういうときにも、乗り越えるのは楽だろう、自分にはそれくらいしかできないし、と思った。その仕事のことはシステムなんかも含めて、わたしは知らないから。有益なアドバイスとかできないしね。聞くくらいしかできない・・・というのはつらい。


わたしが話を聞いているから、何とか仕事もできる、と、言われて、正直、かなりうれしかった。穀潰しの役立たずの不逞の輩であるところのわたしにも、わたしがみんなからもらっている話を聞くというとてもありがたい形のない贈り物をおくることくらいはできるのだ、と。


でも。


結局は、したくないといっていた上司から言われた仕事をすべてすることにしたという。今まで上司と二人しかいなかった部署に新人さんが入ってくることになったらしい。それで、気持ちが明るくなって、やる気が出てきた、らしい。


あのね、本当だったら、わたしはここで喜んであげるべきなんだよね?


それが、できない。


わたしが話を聞いても、問題は解決しなかった。仕事もぜんぜん進まなかった。


新人さんが入ってくることになったら、とたんに問題は問題でなくなったようで、上司に言われたことはほいほいするし、仕事もばりばりしだした。


じゃあ、わたしがいてもいなくても同じじゃない、と思ってしまう。できない、できない、と言っていたことは、わたしがどんなに話を聞いても、支えても、できなかった。


でも、新人さんが入ってきたらとたんにやる気が出てきた。上司からも有益なアドバイスをたくさんもらったから、これからばりばり仕事だ、といわれてしまった。


じゃあ、わたしなんか必要ないじゃない・・・なんてね。


やる気をあげることも、有益なアドバイスも出せなかった。その人が必要としていたものは、他の人が与えられたわけで。


ちょっとね、自分が特別な存在になってたみたいに思ってたんだけどね。


違うな。特別なのは知ってる。誰だってみんな特別だもん。わたしも含めて。


自分だけが特別って思い上がってたんだね。これは、良くない。


そのうえ、それで凹んでるだけなら可愛げもあるものを、思いっきり逆ギレしてるし。

ほんとに、自分にうんざり。


愚痴をここまで読んでくださってありがとう。

書いたら、すっきりした。

まあ、こういうこともある。笑。

つかれてるかもー、と思いつつ、昨夜はウィスキーを手酌でぐいぐいと呑み。


久しぶりに呑みすぎです。


それで、朝、PCを見ると、酔ったなりになんかメールを誰かに送ろうとしていたらしく、


もよすまいdsとおmぷ。

だじゃrsもうめーりんす。


と、意味不明の文章が・・・。




もしかして、わたしが酔っ払ってる間に


cat


オカメをついつい疑ってしまうぞ。




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しかし、↑の酔っ払って書いたメール、意味不明だけど、なんとなく


もよおすまいとおもう。

でももうだめでありんす。


って読める・・・。はう。




こういうときは、いい音楽が聞きたい。

マイケル・ナイマン, ミュヘン管弦楽団
ピアノ・レッスン

これは、映画もエロティックでだいすきだけど、音楽もよかった。マイケル・ナイマンは「ナビィの恋」のテーマを作曲していて、けっこうすき。


サントラ, 登川誠仁, マイケル・ナイマン, 照屋林山, 金城みゆき, 森江春江, 金城清美, 嘉手苅林昌, 大城美佐子, 嘉手苅林
ナビィの恋

ナビィみたいに恋ができたらいいなあ。



バンダイビジュアル
ナビィの恋
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付記:

未だにウィスキーが胃の中で・・・(笑)。


↑で言及しましたピアノレッスンのテーマ曲、実はCDを持ってないので、ネット上で聞けないかなーと思っていたら。


こちらのサイト で3月26日まで聞けます。


bbc


こういう画面が開きます。ピアノレッスンのテーマ曲は番組が始まって6分くらいでかかりますので、早送りでもしてやってください。

いつでも・・・



always









ちょっとつかれてるかも。



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まだ寒いですが、海の色が変わりました。


重たい青い色から、明るく柔らかい翠色に。


日差しがわたしを誘う

朝、ちょっと早めに起きてみた。


窓から差し込む青い光がいつもの夜明けと違うような気がして、見上げてみた。


moon


朝の月。


久しぶりに晴れそうな予感がして。なんだか風も、冷たいけど、春の暖かさが隠れているような気がして。


こうなると、うずうずうずうず・・・。


冬の間はおとなしくしていた放浪癖が内側からわたしをつつく。向こうに見えている山が、遠くの海岸線が、急に鮮やかに見えてくる。


でも、だんなは、忙しいばっかり言ってるし(って、ほんとに忙しいのですが。笑)、息子は友達と遊びに行っちゃうし、オカメは日向で寝てるし。


ええい、ひとりで行ってやるー。


というわけで、春の一日、ジムニーと出かけてきました。




とりあえずは、砂丘の向こうに見えている町に行くことにしました。(砂丘関連の記事はこちらこちら )


砂州の先端に立つと、たぶん、500mも離れていないのですが、気水湖と海をつなぐ部分ではあまりにも水の流れが強いため、直接、歩いて対岸に渡っていくことができません。橋を架ければ、とも思うのですが、この気水湖は渡り鳥や魚、貝などにとってとても大切な場所になっているのです。その生態系を壊さないために、橋はかけていないし、道も砂丘の入り口にまで細いものが一本しかありません。


もちろん、レストハウスもドライブインもおしゃれなレストランもおみやげ物やさんもありません。小さなインフォメーションセンターがあるだけ。


砂丘と気水湖の向こう側に行くためには、川の上流の町まで戻り、そこで橋を渡り、気水湖をぐるっと回らなければいけないのです。


それで、500m向こうの町に行くのに、20kmの距離を走ることになります。


反対側の町につくと、目の前に春の海が広がります。


sea


それで、ちょっと海岸を散歩しようかな、と思ったのですが。


風が強い。


細かい砂が巻き上げられて、体中に当たります。寒いし、砂が目に入るし。とっととこの町を散歩することをあきらめました。eiは軟弱モノです。


寒い海岸をあきらめて、山の中へ入っていきます。


やま


国立公園の入り口までは車でいけるのですが、そこから先はやはり、車道は無し。今日は歩くつもりじゃなかったので、靴や杖を持ってきていません。ここであきらめました。


でも、この入り口には中世の城跡があります。氷河によって削られた壮大なU字谷の中央部に削り残されたようにぽつんとある小さな岩山の上に城跡があります。そのくらいなら登れるのでぷらぷらと歩いてみました。


羊とお城


城跡に生える芝をはむ羊。うららかな春の日差し。俳句でもひねりたくなる感じです。


お城


城壁の小さな入り口から見える山。


うららかな日差しに誘われて、またしても、ぶらぶらしていました。