たそがれ | 小人閑居

たそがれ

梅干


いつの間にか6月。すっかり夏らしい毎日。


日差しも強くなって、夜も10時過ぎまで薄明かりが残っていて。


日本よりも大分緯度が高いここでは、この時期、黄昏時がいつまでも続く。薄明かりがいつまでも残り、その時間帯に散歩をするのが好きだ。


薄青い光の中を歩いていると、会いたい人たちが向こうから歩いてくるような気がする。




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相変わらず、ぼちぼちとすごしています。


問題・・・と前に書きましたが、問題ではなく、それは自分でも気がつかずにいたけれど、実際にはそうであったことを認めるだけです。それは、まったく難しくないのです。ただ、それに伴って、まわりにいろんな影響を及ぼしてしまって。そういう意味では、付加的にわたしが問題を起こしてしまった・・・という感じでしょうか。


それも落ち着きつつあり、与えられた状況に対応していくしかないわけで。そういう状況にまわりを引きずり込んでしまったことに対して、申し訳ないとは思うのですが。


実は、罪悪感はない(笑)。


だって、今、はじめて自分は自分だって思えるんだもん。自分に対する自己嫌悪とか劣等感とかがなくなったんだもん。


満月になれない月のままで生きてきたような部分があると思うけど、今、はじめて満月になれる幸せをしることができたんだもん。


だから、元の状態には戻りたくない。


そして、だんなは、知性によってわれわれはどのようなことでも乗り越えられる、と、理解を示してくれたし。


・・・しかしながら、そのだんなは、本日、外に干した洗濯物にかもめ軍による機銃掃射を受け、全滅の憂き目にあい、知性ではどうしようもない事態を目の前にして、茫然自失しております。


あ、ちなみに、トップの写真。記事と全然関係なくなっちゃった・・・(笑)。夏になって日差しが強くなったので梅干を作りました、ということを書こうと思っていたのだが(笑)。


梅は手に入らないので、出回りはじめで、まだすっぱくて硬い杏を使います。毎年2Kgほどつけます。いま食べているのは5年前につけたもの。やはり、梅干でも時間を経て円熟していくのですね。古いもののほうが俄然おいしいです。